スリット加工のご案内

全国の各コイルセンター様からスリット加工小割りの賃加工を発注いただいております。
また、ユーザー様にも使わなくなった材料の幅を調整することで、材料の有効活用などにご活用いただいております。

最狭幅4.5mm 片側ロス1mm 対応可能
※板厚などの条件あり

スリット加工とは

ロール状のシート(素材)を一定の幅に連続して切断し、芯(コア)に巻き取る技術です。スリット加工を行う機械をスリッター機と言います。

スリット加工のメリットはロールの長さを自由に変えることができます。それは、スリット加工がシートを巻き返しながら特定の箇所で切る加工であるため長さ5mでも100mでも自由に止めて製品を仕上げることができます。また、切断する箇所は連続した1枚のシートであるため、切り口が美しく、幅の精度も非常に良くなります。

スリッター機イメージ

スリッター機ご案内

弊社には、スリッター機が2機あり、母材コイルの板厚によって使い分けています。

コイル条数(条取り)とは、一つの母材コイルから製品コイルがいくつ出来上がるかのコイル数量です。
板厚が大きくなれば機械への負荷も大きくなり、巻き取れる条数も少なくなります。

一号機

一号機

一号機概要

・板厚      0.2~1.2mm

・母材コイル幅  約300mm

・製品コイル幅  7mm以上

・製品コイル条数 1条~10条

・加工方法    ドライブカット

※ドライブカットとは、カッター軸を駆動させてカッター前後にループを設けることにより、カッター軸の速度とアンコイラーの巻き出し速度やリコイラーの巻き取り速度の微妙な差を吸収し、スリッティングを行う方法です。

二号機

二号機概要

・板厚      1.0~3.2mm

・母材コイル幅  約500mm

・製品コイル幅  20mm以上

・製品コイル条数 1条~9条

・加工方法    プルカット

※プルカットとは、カッター軸が駆動せず空転し、リコイラー駆動によるコイル張力によってカッターバイトを回転させ、スリッティングを行う方法です。

対応鋼種

対応鋼種のご紹介です。

一般鋼板

SPHC-P / SPCC-SD /SPCC-SB / SECC / SEHC / SGCC-Z / SGHC-F / ZAM etc,

自動車用鋼板

SAPH 310-P / SAPH 370-P / SAPH 400-P / SAPH 440-P / SAPH 490-P

SAE 1010 / SAE 1060 etc,

ステンレス鋼板

SUS304-2B / SUS430-2B

受注から納品までの流れ

ベテラン社員が最初から最後まで丁寧にご対応致しますので、気軽にご相談ください。

鋼材を小ロット・小割にて販売
大阪より全国へ配送いたします。

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