技術

ヘラ絞り加工

ヘラ絞り加工の動画です。
こちらはヒヨコを温めるための熱反射カバーに使用されます。

「へら」と呼ばれる棒状の道具を使い、旋盤のような機械に金属を取り付け、回転する金属にへらを押しあてて変形させながら製品を目的の形にしていきます。
へらを「てこの原理」で金属に押しあてれば、硬い材料の金属でも変形させることができます。
また、金属を回転させながら加工するので「スピニング加工」とも呼ばれます。


へら絞りでは、アルミ、鉄、ステンレス、真鍮、さらにチタンやモリブデンなど硬い金属などの金属までも製品に加工することが可能です。
使用用途としては、調理器具 タンブラーや中華鍋、フライパンなど、建築金物 植木鉢やカバー、フィルター、シェードなど様々です。

建築金物は複雑な形状の製品が多いですが、両端を絞る、真ん中だけ絞る、先端を球形にする、など多くの形状に対応できるへら絞りでの加工が可能です。

最後に、産業用部品 アンテナや新幹線の先端部分、ロケットの先端部分などの大型製品もへら加工で作られており様々な分野で加工を行っています。

 

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